2014年6月27日金曜日

16:04
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「駿河屋」550年の歴史に幕を下ろす


1461年に創業し550年以上の歴史がある和菓子メーカー「駿河屋」が

破産手続を進めることとなりました。

既に全店を閉鎖、従業員全員が解雇されています。長い歴史を持つ

老舗の和菓子店の破産の原因となったのは何だったのでしょう。

民事再生手続きと破産の原因


一時は上場もしていましたが、平成17年に上場廃止となり

今年3月に民事再生手続きに着手しました。破産についての詳細な

説明は「駿河屋」からはないためはっきりした原因は分からないようです。

歴史や伝統を守るだけでは多様化する市場に対応できず競争力が

なかったのではないかとの声もあるようです。

事業再建へ向けて他社と交渉を重ねましたが残念ながら交渉は実を

結ぶこと無く決裂しました。

駿河屋の歴史



室町時代中期に鶴屋として創業し、その後駿河屋へ。

紀州徳川家御用達の和菓子屋として大きく栄えました。

昭和にはいってグリコ・森永事件に巻き込まれたことも大きな

話題になりました。その後、上場、廃止と550年の歴史は平坦な

ものではなかったようです。

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